国立民族学博物館は、
世界の諸民族についての
認識と理解を深めることを目的に、
1974年(昭和49年)に創設され、
1977年(昭和52年)11月に開館しました。
民族学・文化人類学に関する
調査・研究を行うとともに、
その成果に基づいて、
民族資料の収集・公開などの活動を通して
世界の諸民族の社会と文化に関する情報を人々に提供しています。
関西の小学校の遠足の定番スポットですが、
大人でも充分に楽しめる展示がなされています。
世界中の民族の文化を象徴する
民芸品が展示されており、
人間という生き物の多様性を
じっくりと体験することができます。
外国の文化について、
旅行・出張・赴任などで訪れる前に予習、
もしくは訪れた後におさらいするのにも
うってつけのミュージアムです。
正直、知名度は高くないですが、
展示施設のリニューアルを終えたこともあり、
充実したコンテンツの常設展示が
さらに見やすくなり、
行ったことのある方にもおすすめです。
【展示】
オセアニアから始まり、
アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアと
東周りで地球を一周しながら
地域展示と、音楽・言語などの展示で
旅行気分を味わうことができます。
まずは、オセアニア
ニュージーランドの民族衣装や壁飾り、
クック諸島の教会衣装が展示されています。
次に、アメリカ
北アメリカと南アメリカがまとめられています。
極北カナダや中南米の民族衣装、
ペルーの防止やバックが展示されています。
3番目は、ヨーロッパ
各地の民族衣装をはじめ、
アイロンやミシンが展示されています。
続いては、アフリカ
民族衣装を中心に展示されており、
タペストリーも見ることができます。
最後に、アジア
民族衣装だけでなく
ラクダの飾りや楽器が展示されています。
【ビデオテーク】
世界の諸民族の暮らしや文化を記録したビデオ番組等を、
約600のプログラムの中から自由に選んで見ることができます。
ビデオテークのある中央パティオを取り囲む回廊は
無料で利用することができ、
展示資料を詳しく調べたり、
展示資料を直接触れることができるコーナーもあります。
【アクセス】
最寄り駅は
・万博記念公園駅(大阪モノレール本線)
ですが、日本庭園前駐車場から行くのが
一番便利です。
万博記念公園駅(大阪モノレール本線)
万博記念公園駅改札を出て、
左のスロープを下ります。
※改札は一か所なので迷うことはありません。
スロープを下り切ると、
左手に中央橋が見ます。
※スロープを下りきった正面にはエキスポシティが見えます。
中央橋を渡り、
万博記念公園中央口で観覧券を買うと
園内を無料で通行できます。
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