テレワークや在宅勤務、ノマドワーカーの方が増えてきてテレビ会議をする機会も増えてきていると思います。自宅などの周りに人がいる環境では、迷惑をかけないためにもテレビ会議をする際にイヤホンは必須だと思いますが、イヤホンによって耳が痛くなる方もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな方におすすめの骨伝導ワイヤレスイヤホンをご紹介します。
骨伝導イヤホン
鼓膜から内耳を震わせて音を脳に届ける通常のイヤホンに対し、「骨伝導イヤホン」は、頭蓋骨を振動させることで内耳を直接震わせて音を脳に届けます。こめかみ付近に装着するタイプが一般的でしたが、近年では様々なタイプの「骨伝導イヤホン」が販売されています。
メリット
耳を塞がない
通常のイヤホンは、鼓膜に直接音を届ける必要があるため、どうしても耳を塞いでしまいます。しかし、「骨伝導イヤホン」は、頭蓋骨に振動が届けば音が聴こえるので、耳を塞ぐ必要がなく、周囲の音を聴くことができます。
衛生的
通常のイヤホンは、直接耳を塞いでしまうため密閉状態になり、湿度が高くなることで菌が発生しやすくなってしまいます。衛生面を重視してイヤホンを購入したい方は、耳を塞がない「骨伝導イヤホン」がおすすめです。
デメリット
音漏れしやすい
「骨伝導イヤホン」のモデルや音量にもよりますが、音を出力する部分が解放されているため、音漏れしやすくなります。人との距離が近くなる電車などでの使用は避け、自宅の死後部屋で周囲に人がいない環境での使用がおすすめです。
骨伝導ワイヤレスイヤホン
近年増えてきたコードがないイヤホン(ワイヤレスイヤホン)と同様に、骨伝導イヤホンもコードがないタイプが存在します。コードが絡まる心配もなく、近い範囲であれば移動もできるので、書類が離れた場所にあっても取りに行くことができます。
おすすめの骨伝導ワイヤレスイヤホン
GOOSERA
Bluetooth5.0より高い伝送速度と、安定した性能のbluetooth 5.1が搭載されているため、通信速度が高く、通信範囲も広がっています。装着感の良い、圧迫感のない着け心地で、長時間の会議にも疲れにくくなっています。
重量 | 23.5g |
連続再生時間 | 約12時間 |
防水 | IPX7 |
マイク | あり |
口コミ
環境音から遮断されない「骨伝導イヤホン」を探していました。
使ってビックリ、衝撃です。もっと早く購入すれば良かった!
ランニングする際も落ちる心配をしなくていいから安心です。環境音が聞けるので、短時間の挨拶や会話もいちいちイヤホンを外さなくていいし、ながらも大丈夫です。
音漏れとバンド調整出来ずフィットしないのが難点ですが、ピンで運転時に使用するので許容範囲です。
Siri対応コスパも良い、長時間でも耳が痛くならない「骨伝導タイプ」を探している方には絶対オススメします。
AfterShokz Aeropex
通常のイヤホンと比べても遜色のないクリアな音声、軽量で振動が抑えられているため、骨伝導イヤホン独特の振動が苦手な方にもおすすめです。軽くて安定した着け心地で、メガネをかけていても快適に装着することができます。
重量 | 26g |
連続再生時間 | 約8時間 |
防水 | IP67 |
マイク | あり |
口コミ
絵を描く仕事で、1日中ラジオや音楽を聞いており、耳の負担を考えて、こちらの製品を購入しました。
骨伝導イヤホンの購入は初めてなので比較できないのですが、とても素晴らしい製品だと感じています。
メガネをかけているのですが、同時に装着している負担はほぼ感じません。
音漏れに関しては、いまのところ起こったことがないです。
音質も満足するレベルで、比較対象で持っているヘッドフォンがBOSEのノイズキャンセラーくらいなのですが、それと比べると劣るとは思いますが、普段の使用には十分なレベルかと。
外で聞く時にも、音、装着感など満足しています。生活音を遮断しないのがいいですね。
充電もとても長く使えますし、いまのところ不満が無い製品です。
AfterShokz OpenMove
3種類のイコライザーモードを搭載しており、ラジオやリモート会議などで人の声を聞く場合は「ヒューマンボイスモード」がおすすめです。ボタンが押しやすくなっており、操作性を重視される方におすすめです。
重量 | 29g |
連続再生時間 | 約6時間 |
防水 | IP55 |
マイク | あり |
口コミ
初めて骨伝導イヤホンを買いましたが、音質はカナル型よりは軽いですが意外と悪くなかったです。
着け心地も悪くなくランニングにも使用できました。
(ただ後ろの部分が浮いているので背もたれにもたれ掛かったり、寝っ転がって使うのは厳しいです)全体的に良かったんですが、欠点としてビープ音がうるさいというものがありました。
単純に音量が大きく、普通に使う分にはまだ耐えられますが、耳栓をして聞くイヤープラグモードがあり、このために耳栓をするとかなりうるさく感じます。総合的には良いですが、ビープ音の欠点が割と煩わしいため星4です。
AfterShokz OpenComm
ビデオ通話やオンライン会議などに便利な、ノイズキャンセリング機能を備えたマイクを搭載している骨伝導ヘッドセットです。長時間のミーティングも快適で、急速充電にも対応しており、5分の充電で約2時間の使用時間を確保することができます。
重量 | 約33g |
連続再生時間 | 約16時間 |
防水 | IP55 |
マイク | あり |
口コミ
骨伝導初めてですが、こんなにもクリアに聴くことができるとは!!!
耳も痛くないし、最高でしかないです💛
いい買い物でした。
DLINF
両耳が分離した骨伝導イヤホンなので耳にかけるのが気になる方におすすめです。充電はケースにしまうだけで行うことができ、フル充電で約25回分の充電が可能です。マイクの機能がないので、パソコンに搭載されているマイクを利用する必要があります。
重量 | 約5g(片耳) |
連続再生時間 | 約120時間 |
防水 | IPX5 |
マイク | なし |
BoCo
メーカー独自のT字型デザインを採用することで耳へのフィット感を向上させ、使用中の落下リスクを低減しています。煩わしいケーブルがなく、骨伝導イヤホンの難点ともいえる音漏れを、約50%軽減している点もポイントです。
重量 | 約9g(片耳) |
連続再生時間 | 約5時間 |
防水 | IPX7 |
マイク | あり |
口コミ
ウォークマン世代でイヤホンで音楽を聴くことが多く、10年以上前から難聴リスクが気になっていました。耳を守るという点で骨伝導のイヤホンには興味あり、いろいろ試してきましたが、どれも音質がいまいち。骨伝導の能力には物足りなさを感じていました。骨伝導の能力が高いと低音がまったく響かなかったり、音質がいいと思うと鼓膜からの聞こえが多かったり。そんな時にこのイヤホンを見つけいままでにない形状に期待して購入しました。
結果、思った以上に良好。通常聞く音量では音漏れが少なく鼓膜から聞こえている音量がごく小さく耳への負担はほぼなさそうです。音質は低音が少し足りないもののバスドラやタムのリズム、ベースの響きなどを十分に再現しています。普通のイヤホンと比べ聞こえ方は独特ですが、聞いていると各楽器の聞き分けがしやすく分解能が高いのがどんどん分かってくる感じです。
昨年秋に左耳を傷め、耳鼻科では聴力が-40db低く、骨伝導の聴覚試験でもあまり変わらないという結果だったのですが、これはちゃんと聞こえます。難聴の方にも良い商品かもしれません。
クレードルに適当に入れると充電されないときがあるなどありますが、気を付ければ問題ありません。あたらしいメーカーなのでこれからに期待です。
まとめ
骨伝導ワイヤレスイヤホンは、音漏れしやすいというデメリットはあるものの、周囲の音を聴くことができて、衛生的です。仕事中に会議が多くなる方で、通常のイヤホンで耳が痛くなりやすい方は一度試してみてはいかがでしょうか。