年末年始でクリアできる『空の軌跡』シリーズはストーリーが楽しめる

ゲーム

年末年始は休みになっている会社が多く、まとまった時間が取れることから、仕事しながらではできなかったゲームをする方も多いと思います。特に今年は移動が制限され、帰省しにくくなって自宅で過ごすという方が多いのではないでしょうか。

今回は、そんな方におすすめのRPG(ロールプレイングゲーム)をご紹介します。

【空の軌跡】シリーズ

『英雄伝説VI 空の軌跡』は、日本ファルコムが制作・発売したRPGシリーズです。

導力器(オーブメント)と呼ばれる技術が発達した世界で、2つの大国(エレボニア帝国とカルバード共和国)に挟まれたゼムリア大陸の小国(リベール王国)を舞台としており、旅を通して遊撃士(ブレイサー)として成長していくエステルとヨシュアの様子を描いていく物語です。

おすすめの理由

RPGといえば、ドラゴンクエスト(通称、ドラクエ)、ファイナルファンタジー(通称、FF(エフエフ))、テイルズオブ、などが思い浮かぶと思います。しかしながら、初心者には意外と難しく、クリアできないという方もいるのではないでしょうか。

ここでは、そんな方にもプレイしやすい『空の軌跡』シリーズのポイントをご紹介します。

間違った方向には進めない

ストーリーを進める上で色々なところを回るのはRPGの基本ではありますが、全く関係のない方向に進もうとすると、ストーリを進めるヒントが表示されて、進めないようになっています。RPGが苦手という方にも優しく設定されています。

戦闘にターン制を採用している

キャラを自由に動かしてズバズバ切っていくような戦闘ではなく、ターン制の戦闘システムが採用されているため、個人のスキルに依存しないようになっています。ただし、ポケモンのような交互に攻撃をするわけではなく、キャラクターの能力に応じて順序が決まります。

ストーリー重視の作品

個人的な意見になってしまいますが、「空の軌跡」シリーズはストーリー重視のゲームだと思っています。映像がきれいで、キャラクターデザインもキャラクターボイスも良いので戦闘を楽しむ必要はなく、キャラクターの育成もあまり必要がないのでテンポよく進めることができます。

ハードウェアが選択できる

複数のハードウェアに対応しているため、既に持っているハードウェアのソフトを購入するだけでプレイが可能です。最初はパソコンでのプレイだけでしたが、徐々にハードウェアが増えていき、リメイク版も販売されているので選択肢が増えました。

最初にプレイする作品は?

「空の軌跡」シリーズは長く続いていますが、途中からプレイするのはおすすめしません。すべての物語は「空の軌跡FC」から始まっており、前作を知っていないとストーリーが楽しめません。また、キャラクターを強化する方法に慣れる意味でも「空の軌跡FC」からプレイするのがおすすめです。

シリーズ作品

空の軌跡FC(First Chapter)

主人公であるエステルが見習い遊撃士(ブレイサー)となり、リベール王国全土を回りながら、様々な依頼をこなす中で、ヨシュアの過去やリベールで王国で暗躍する影にかかわり、正規のプロ遊撃士になるまでの物語です。

空の軌跡SC(Second Chapter)

衝撃のラストが描かれた「空の軌跡FC」の続編で、「空の軌跡FC」では判明しなかった黒幕が明らかとなり、リベール王国全土を巻き込んだ陰謀を阻止するために奮闘する物語です。エステルとヨシュアの関係にも注目です。

空の軌跡 the 3rd

「空の軌跡SC」で登場した謎多き人物・ケビンを新たな主人公として、聖杯騎士団《守護騎士(ドミニオン)》としての顔を垣間見ることができます。前作までと直接のつながりはありませんが、キャラクターを知る意味でもプレイした方が後の作品が断然楽しめます。

続編

零の軌跡

過去にはエレボニア帝国とカルバード共和国の領土争いが行われたが、独自の繁栄を遂げてきたクロスベル自治州を舞台に、警察の新米捜査官である主人公のロイド・バニングスが、好意的に思われていない警察の中で奮闘する物語です。

碧の軌跡

「零の軌跡」の続編で、「特務支援課」の活躍によって無事に事件解決となり、平和を取り戻したかに見えたが、大陸全土を巻き込みかねないような”動乱”の兆しとともに、解き明かされなかった数々の謎の真相を明かしていく物語です。

閃の軌跡

エレボニア帝国を舞台として、トールズ士官学院の学生・リィン・シュバルツァーを主人公として、学生生活を送りながら身分制度が根強く残る帝国で、身分に関係なく構成された特科クラス(Ⅶ組)の仲間と共に成長していく物語です。

閃の軌跡Ⅱ

「閃の軌跡」の続編で、前作のラストで傷心の主人公・リィンが故郷ユミルでの人との交流によって徐々に心を解きほぐしていきます。そして、内戦が起こる帝国内でさまざまな場所に足を運び、奮闘する物語です。

閃の軌跡Ⅲ

「閃の軌跡Ⅱ」の続編で、主人公リィンが「トールズ士官学院・リーヴス第Ⅱ分校」に教官として着任します。生徒たちと絆を深めながら、成長した旧Ⅶ組の仲間と力を合わせながら、帝国の闇に立ち向かっていく物語です。

閃の軌跡Ⅳ

「閃の軌跡Ⅲ」の続編で、シリーズの最終章です。世界が終焉へと向かう世界で、自我すら失ってしまった主人公・リィン、そして残された新旧《VII組》が何を成すのかを描く物語です。

創(はじまり)の軌跡

「閃の軌跡IV」で描かれた「巨イナル黄昏」後の世界をゼムリア大陸を舞台として描いています。3人の主人公が交差するクロスストーリーシステムが搭載されており、シリーズ完結に向けた最初の作品であることから「創(はじまり)の軌跡」と命名されたそうです。

【英雄伝説】シリーズ

『空の軌跡』シリーズは作品数が多く、すべてをクリアするのは年末年始だけでは足りない、という方は一つで完結する作品がおすすめです。【英雄伝説】シリーズは初心者でもプレイしやすく、ストーリーも楽しめるので気軽にゲームをしたい方におすすめです。

白き魔女

巨大な大地の裂け目「ガガーブ」の東側にある大陸ティラスイールを舞台とし、主人公・ジュリオとクリスがかつての魔女の行動を模した成人の儀式である巡礼の旅の中で最後の魔女・白き魔女の軌跡を見つけ辿っていく様を描いた物語です。

朱紅い雫

巨大な大地の裂け目「ガガーブ」の西側にある大陸エル・フィルディンを舞台とし、主人公・アヴィンが生き別れた妹のアイメルを探し求めるために親友のマイルを連れだって旅立ち、その旅の中で神々を巡る争いに巻き込まれていく様を描いた物語です。

海の檻歌

険しい大山脈「大蛇の背骨」の南側にあるヴェルトルーナを舞台とし、マクベイン一座の3人が偉大な音楽家レオーネが完成させた「水底のメロディー」を求めて24個の共鳴石を探す旅が描かれた物語です。

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「空の軌跡FC」と「空の軌跡SC」のメインストーリーを漫画化した作品です。ゲーム内ではサブクエストなどをこなすことで意外な事実が明らかになったりしますが、ゲームをプレイすることなくストーリーだけを楽しむことができます。

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