少子高齢化社会の進行、将来どうなるかわからない年金、学歴が高くても就職活動がうまくいかないなどをニュースで聞いていると、お子様の将来に不安を持つ方は多いのではないでしょうか。
現在の学校は、勉強をして良い成績を取ればいい学校に行くことができ、いい学校に行くことができれば良い会社に就職できて安定した生活を送ることができる、ということを教えています。昔はそうだったかもしれませんが、良い企業でもリストラのニュースを聞くようになり、安定とは言えなくなっています。
今回は、子供に学んでほしいと思う『お金についての基礎知識』を体験できるボードゲームをご紹介します。
キャッシュフロー for kids
『キャッシュフロー for kids』は、子どもが自分でプレーしながら、お金を自分のために働かせる方法を楽しみながら学べるボードゲームです。大人にとっても、学校では習っていないことが学べるので親子でプレーしてみてはいかがでしょうか。
ゲームの勝敗
ゲームの目的は『お金の知識を得ること』なので勝敗にはあまりこだわらない方がいいと思うのですが、勝利する方法は『不労所得が支出を上回ること』です。ゲーム開始時にプレイヤーの支出は$700となっており、ゲームの中で不労所得を増やすことができるので、支出を上回れば勝利です。
現実の世界に置き換えると
私たちは生活する中で必要なものやサービス、趣味で楽しんでいることに対してお金を支払います。これが『支出』ですね。ゲームでは$700が支出となっているので、毎月$700のお金が必要だと考えることができます。
給料をもらって生活をしながら不労所得を増やしていき、毎月$700のお金を不労所得で賄うことができれば、給料が必要なくなり、経済的に自由になる事ができます。
大人用も存在する
タイトルに『for kids』となっていることから想像できるように、『キャッシュフロー』という大人用も存在します。リアルな人生ゲームと感じるぐらい、より現実に近づいた要素が増えるので、お子様の成長とともにプレイしてみてはいかがでしょうか。
『キャッシュフロー』は本を売るために作られた
『キャッシュフロー』は、『金持ち父さん貧乏父さん』という本を売るために作られたと言われています。『金持ち父さん貧乏父さん』は、お金に関する基礎知識が分かりやすく説明されており、お金に対する考え方が一変するのではないでしょうか。
口コミ大人も見える世界が変わる
『キャッシュフロー for kids』で学べるお金についての知識は学校では教えてくれません。ゲームに勝つためには、お金に対する考え方を変えなければならないので最初は苦労すると思いますが、繰り返しプレイすることで理解できるようになると、大人の方も見える世界が変わるでしょう。
口コミ
『金持ちとうさん、貧乏とうさん』を読んで、どうすればお金対する考え方が伝えられるか分からなかったが、
このゲームは非常に分かりやすく、大人でも勉強になった。
子供(10~12才)と一緒にゲームをしました。
楽しみながら勉強できるし、こんな小さな子供が資産と負債の違いを理解できる。まさに画期的なゲームでした。
上の子は、少しもの足りなさそうだったので、今度はキャッシュフロー101をやってみたいです。
値段を考えるとそれほどの価値はあるのか疑問ですが、子供たちは楽しそうに遊んでいます。小3の子供でも簡単に理解できます。
ゲームとしてプレイすることはそんなに難しいことではありませんが、このゲームから学んだことを現実の世界にどう活かしていくかは教える側の知識が必要です。以前、小学一年生が家庭内起業をして話題になりましたが、それをゲームで体験できると考えるといいかもしれません。
まとめ
『キャッシュフロー for kids』は対象年齢が6歳~となっており、簡単な足し算や引き算ができればプレイすることができます。豊かな人生を送るために必要な、学校では教えてくれない『お金についての基礎知識』を親子でプレイしながらお子様に与えてみてはいかがでしょうか。